オリンピック招致は難しいか

2013年9月に20年の開催地が決定する。東京のライバルはマドリードとイスタンブールだ。 前者はスペインの経済状況から厳しくロンドンからも期間が短い。後者は堅調な経済成長に支えられ、初のイスラム圏での 開催と大会意義の強みがある。国際大会の経験が乏しいのがネックとされるが、一番の懸念は隣国シリアの紛争だ。 一方、東京はIOCの評価は高いが、前回でも弱点だった支持率の低さが問題であった。JOCの13年1月の調査で初の7割の支持を得たが、 IOCでの覆面調査で前回同様支持率の開きが出る可能性があるため、安心はできない。東京が掲げる開催意義も東日本大震災の支援への感謝 とあるが、その求心力は未知数。筆者がもっともネガティヴな要因は2018年の冬季五輪が韓国のピョンチャン(平昌)で開かれることだ。 夏季冬季と分かれるがアジアが連続することになる。 では、もし招致が成功しなくともガッカリする事はない。他にビッグイベントが待ち構えているかもしれないのだ。


その他のスポーツイベント招致

すでに、2019年にラグビーW杯が日本での開催が決定している。更に世界陸上と、女子サッカーW杯の招致の話がある。

世界陸上の招致

“日本陸連の河野洋平会長は13日の理事会で、2019年世界選手権を日本に招致件する構想があることを明らかにした。 国際陸連が日本開催を要望しており、河野会長は「20年東京五輪招致件の動きもあり、国立競技場を建て替える話も進んでいる。条件が整えばやってもいい」と述べた。 19年に日本で世界ジュニア選手権を開催する動きも出ているという。”(サンスポ)

女子サッカーワールドカップ

“日本サッカー協会の大仁邦弥会長は26日、2019年女子ワールドカップ(W杯)日本招致について、立候補するかどうかの最終判断を13年中に行う意向を示した。
19年はラグビーW杯の日本初開催が決まっているほか、来年9月に決定する20年夏季五輪開催地が東京に決まれば、各種のプレ大会も行われるため、試合や練習会場の確保が大きな課題となる。 大仁会長は「そのへんは調整しないといけないが、タイミングとしては(女子サッカーが)盛り上がっているところでやった方がいい」と意欲を示した。”sankeiより


すべて開催可能かどうか分からないが、全部見てみたいものである。