羽田空港

出典:国土交通省

羽田空港C滑走路延伸について調べてみた

入力:2013/01/28

羽田空港は2010年に本格的に国際化した。国際線の発着枠は昼間3万回+深夜早朝3万回の合計6万回。 2014年春には更に昼間3万回増枠し、計9万回になる。現在羽田空港は3000mのA,C滑走路が最長である。 この長さでは羽田からパリまでの長距離だと燃料を満載するため、貨物搭載重量が制限され、長距離国際線の需要にこたえられない。 かつては4000mほど必要としたが、現在の航空技術の発達で3500mほどで十分だという。 2009年の追加経済対策で南側に650mの用地があるC滑走路が360m延長することになった。新たに埋め立てする必要はなく、他の滑走路には延伸の余地がなかった。 なおCは騒音など近隣への影響がA、Bと比べて少ないことから、発着回数が最も多いメーン滑走路として位置付けられていた。 総事業費は300億円。平成25年度完成予定。これにより長距離国際線の大型機の就航が可能になる。