出典:World marathon majors.com
世界6大マラソンについて調べた
2013年から東京マラソンがWMM(ワールドマラソンメジャーズ)に加わる。 それまではファイブメジャーズなんて呼ばれていたらしく、2006年からこのシリーズを行っている。 気になったので、ほかのマラソン大会がどんなものなのか調べてみた。 では、開催日順に紹介する。
東京マラソン
いきなりだが、WMMのシリーズは東京から幕を開けることになる。 2月下旬開催。2007年に第一回開催。制限時間は7時間。参加ランナー3万6千人。沿道の観衆170万人。ボランティア1万人の規模を誇る。 都内の人気観光地を廻るコースは好評で、フルの倍率は10倍の競争率。海外からも人気を得て13年のエントリーは6000人。 日本各地に市民マラソンブームをおこす。優勝賞金800万円。車いす、10キロ、フルマラソンの部がある。
ボストンマラソン
出典:wikipedia
1897年第一回開催。オリンピックのマラソンの次に古い伝統あるレース。初回は18人で行われた。4月中旬開催。2011年は2万6千人が走った。沿道の観衆50万人。 制限時間6時間。優勝賞金15万ドル。参加するには年齢ごとに分けられた資格タイムをクリアする必要がある。タイムに届かないノーゼッケンランナーも数多く走る。 後半には名物”Heartbreak Hill”が待ち構え、タフなコースとして知られる。 熱い応援も有名。
ロンドンマラソン
出典:forbes.com
1981年第一回開催。NYCマラソンを参考に始まった。4月中旬〜下旬に行われる。2012年は3万6千人が走った。 沿道の観衆50万人。観光名所をつなぐ平坦なコース。制限時間なし。150カ国で放映。優勝賞金5万5千ドル。チャリティが非常に盛んな大会で有名。 2008年に4670万ユーロの寄付を記録し、これまでの累計は5億ユーロを超える。仮想ランナーが多い。 初年度から9万人の応募があり英国民に大変人気である。車いすの部がある。
ベルリンマラソン
出典:runner's world
1974年第一回開催。男子世界記録を出した世界屈指の高速コース。高橋尚子、野口みずきが日本記録を樹立したレースとしても有名。九月下旬に行われる。 2010年、122カ国から4万人が走った。観衆70万人。優勝賞金6万4千ドル。制限時間6時間15分。スケート、車いすの部がある。
シカゴマラソン
出典:chicago-fire.com
1977年第一回開催。10月上旬に行われる。毎年100カ国以上から約4万人が参加する。約45%のランナーが女性で、10〜20代が多い。 平坦で記録が狙えるコースで4度の世界記録を更新した。 制限時間は6時間30分。沿道の観衆は170万人。優勝賞金は10万ドル。冠スポンサー:バンクオブアメリカ。
ニューヨークシティマラソン
1970年第一回開催。世界最大のマラソン大会。11月初旬に行われ、100カ国以上の国籍から4万6千人が出走する。ニューヨークの5区すべてを通り、マンハッタンでフィニッシュ。 観衆は200万人。優勝賞金13万ドル。制限時間なし。 車いすの部がある。冠スポンサーはING。NYシティマラソンの創始者フレッド・リボー氏の銅像が ゴール左手にある。